プラセンタ注射を再開しています。
プラセンタ注射
「プラセンタ」とは、胎児が成長するために重要な役割を果たす「胎盤」のことです。胎盤には、胎児が成長するために必要不可欠な栄養素がたっぷりと含まれています。
この胎盤から有効成分を抽出し、「プラセンタ注射」として私たちの体内に取り込むことで、美容、更年期障害、乳汁分泌不全、肝機能障害などへの効果が得られます。
プラセンタには、体内を元の正常な状態に戻そうとする働きがあります。その効果は古くから人々に認められ、古代ギリシャ時代の医師が治療に用いたという記録が残っているほどです。
木下クリニックで使用するプラセンタエキス
当クリニックのプラセンタ注射で使用するプラセンタエキスは、日本国内の病院において、正常分娩されたヒトの胎盤から抽出したもののみを使用しています。
ブタや馬由来のプラセンタと比べて、人体への親和性が高く、効果も得られやすいと言われています。
プラセンタに含まれる豊富な栄養素
- アスパラギン酸
- アラニン
- チロシン
- トレオニン
- バリン
- フェニルアラニン
- セリン
- メチオニン
- リジン
- グリシン
- グルタミン酸
- イソロイシン
- プロリン
- アルギニン
- ロイシン
これらのアミノ酸に加え、各種ビタミン、核酸様物質、ムコ多糖体、亜鉛、ミネラルなどが含まれています。この有効成分の豊富な種類が、「生命の宝石箱」と呼ばれる所以です。
プラセンタ注射の効果
細胞賊活作用
細胞を活発化させ、新陳代謝を促進します。若々しいお肌や身体の機能などを維持します。
細胞分裂増殖作用
老化した細胞の分裂能力を3~4倍に高め、年齢を重ねるごとに低下する細胞の再生作用を呼び覚まします。
薬理作用
医療用医薬品であり、慢性肝機能疾患の改善、更年期障害の症状緩和、乳分泌不全の改善、急性歯肉炎・辺緑性歯周炎の改善の効果が認められています。
その他、以下のような薬理作用が実証されています。
- 自律神経調整(自律神経のバランスを整えます)
- 強肝・解毒(肝臓の働きを強化します)
- 基礎代謝向上(基礎代謝・新陳代謝の活性化により、細胞・器官・臓器の活動を活発化させます)
- 免疫賊活(免疫力を強化し、抵抗力を高めます)
- 抗炎症(炎症を抑え、組織の修復を促進します)
- 内分泌調整(内分泌系のバランスを整え、ホルモンバランスを調整します)
- 活性酸素除去(活性酸素を除去し、酸化を防ぎます)
- 血行促進・造血作用(造血組織を刺激し、血流を良くします)
プラセンタ注射の副作用
木下クリニックのプラセンタ注射で使用するプラセンタエキスは、日本国内の病院において、正常分娩されたヒトの胎盤から抽出したもののみを使用しています。ブタや馬由来のプラセンタと比べて、人体への親和性が高く、効果も得られやすいと言われています。
1956年にメルスモンが更年期障害に、1959年にラエンネックが肝硬変に対して健康保険の適用が可能になりましたが、この間、感染症などの重大な副作用は一度も起きていません。
副作用としては以下のようなものが挙げられますが、いずれも程度の軽いもので、例え発現しても短期間で消失します。
注射部位の赤み、痛み
- 調査症例中の5%で確認。
- 1~2日程度で回復します。
注射部位の上肢(肩関節より指先)の怠さ
- 調査症例中0.1〜5%程度で確認。
- 半日程度で回復します。
吐き気、全身の怠さ
- ごく稀な副作用です。
- 半日程度で回復します。
注射当日の注意事項
- 当日の入浴は、のぼせない程度であれば構いません。
- 当日の運動、アルコール摂取は、過度なものでなければ構いません。
- その他は、普段通りの生活を送っていただいて構いません。非常に副作用の少ないタイプの注射です。
通院の目安
症状別の通院期間、通院頻度の目安は、以下の表を参考にしてください。
疾患・症状 | 通院期間 | 通院頻度 |
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アトピー性皮膚炎 | 半年 | 週1~2回 |
気管支喘息 | 半年 | 週1回(重症の場合は週2回) |
膠原病・ペーチェット病 | 1年以上 | 週1回 |
慢性関節リウマチ | 1年 | 週1回(重症の場合は週2回) |
腰痛、肩こり | 1~2か月 | 週1~2回 |
関節痛、神経痛 | 1~2か月 | 週1~2回 |
生理痛、生理不順 | 3か月 | 週1~2回 |
肌荒れ、ニキビ | 1~2か月 | 状況に応じて |
不眠症、神経症 | 1~2か月 | 週1回 |
滋養強壮、冷え症、 慢性疲労、風邪の予防 |
1~2か月 | 状況に応じて |
プラセンタ注射の費用(税込)
プラセンタ注射 1アンプル | ¥1,100 |
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※診察料込み