尿漏れ(尿失禁)・頻尿に悩んでいる
また、頻尿が気になるということはありませんか?
尿漏れや頻尿のお悩みの方は多く、けれどさまざまな理由により受診に至らないケースもあるようです。
- 治るようなものじゃないし
- 年齢のせいだろう
- 相談するのが恥ずかしい
- どこに相談すればいいのか分からない
- 病気というわけじゃないし…
尿漏れや頻尿は、身体の機能や精神的なものなど、さまざまな原因によって起こります。理由を探り、一つずつ改善・解決していくことで、多くのケースで治癒します。また、病気に起因している可能性もありますので、他に症状がなくとも、専門の医療機関を受診されるべきです。
なお、頻尿は「朝起きてから寝るまでに8回以上排尿すること」と定義されていますが、トイレに行く回数は習慣や環境によって異なりますので、ご自身で「おしっこが多いな」と感じればそれも頻尿と言えます。また尿漏れも同様に、ほんの少量の方も多量の方もいらっしゃいますが、少しでも気になるようでしたら、お気軽にご相談ください。
当クリニックでは、プライバシー保護にも力を注ぎ、男性も女性も安心してご相談できる体制を整えております。
プライバシー保護の徹底
生活の質の向上のためにも
40歳以上の女性の2人に1人は、尿漏れを経験したことがあるそうです。
一度で尿漏れや頻尿のお悩みを抱えていると、外出が億劫になったり、せっかくの旅行を躊躇ったり、日常生活の中でも「漏れちゃったらどうしよう」「トイレに行きたくなったらどうしよう」という不安を抱え、ストレスになるケースも少なくありません。
原因を突き止めれば、尿漏れ・頻尿のほとんどは改善が可能です。QOL(Quority of life=生活の質)の維持・向上のためにも、尿漏れ・頻尿の治療を始めましょう。
女性は男性より尿漏れしやすい?
尿漏れ(尿失禁)・頻尿の原因
尿漏れ(尿失禁)の原因
尿漏れには、一過性のものと、持続的なものがあります。
一過性の尿漏れの原因として多いのが、膀胱で感染症が起こったことによるものです。意識が朦朧としているときや、股関節付近の骨折により、意志と関係なく尿漏れを起こしてしまうものもありますが、これらは原因を取り除けば解消されます。
持続的な失禁の場合、脳・脊髄の病気、糖尿病などによって起こる神経障害、前立腺肥大症などが原因として考えられます。アルコール、カフェイン、鼻づまりの薬・鎮静薬・睡眠時補助剤の服用が原因となることもあると言われています。
頻尿の原因
頻尿には、さまざまな原因が考えられます。膀胱炎や前立腺炎など尿路で起こる感染・炎症、排尿筋が過剰に動くことで起こる過活動膀胱、膀胱がん、残尿、多量排尿、心因性のもの、加齢などに分けられます。
中でも過活動膀胱の患者数は、国内に800万人以上にのぼると言われています。膀胱内の尿が、排尿すべき量に達していないのに、排尿したくなる病気です。
また、夜間頻尿(就寝中に2回以上トイレに行く)も頻尿の1つであり、こちらの原因としては、夜間多尿、膀胱容量の減少、睡眠障害などが考えられます。
尿漏れ(尿失禁)・頻尿で考えられる疾患
- 膀胱炎
- 尿道炎
- 急性前立腺炎・慢性前立腺炎
- 膀胱結石
- 膀胱腫瘍
- 過活動膀胱
- 前立腺肥大症
- 尿道狭窄
- 神経因性膀胱
- 萎縮膀胱
- 多尿
- 腹圧性尿失禁
- 睡眠障害